読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自衛隊で何を学ぶか

元脱サラ自衛官の気づき

自衛隊の風呂

 陸上自衛隊の駐屯地には新隊員や若年隊員を中心に、多くの隊員が生活をしています。そのため、駐屯地内には課業外の時間を過ごす「生活隊舎」と呼ばれる建物や、食堂や浴場といった施設が完備されています。どれも一般の人には興味深いと思いますが、今日はお風呂事情について書きたいと思います。

  

 新隊員にとってお風呂は憩いの場

 

 これまでにも度々書いている通り、入隊してすぐの前期教育期間中は、まさに分刻みのスケジュールです。どこの教育隊でも、68人が1つの営内班として編成され、各班には班長として若手陸曹(20代中盤~30歳前後の3等陸曹が中心)が、班付として営内に居住している陸士長(3年目以降の隊員)がそれぞれ配置され、新隊員の一挙手一投足に目を光らせます。そんな厳しい前期教育にあって、浴場は班長・班付の目が届かない数少ない場所の1つです。私が受けた教育隊の場合、浴場の混雑を避けるために新隊員がお風呂に入って良い時間が決められていました。その時間を守るためには、服を脱ぐ→体を洗う→湯船につかる→体を拭く→服を着る、という一連の動作を概ね1520分で済ませなければなりません。普通の生活からすると「短い!」と思われるかもしれませんが、私は「今日も1日終わったなぁ」と皆で笑いあったりしていました。前期の同期と会うと、この時間が教育隊で一番好きだった、と語る隊員は多いです。思い返せば色々な同期がいました。筋肉の発達具合を自慢する者、男の逸物を見せつける者、あるいはそれを頑なに隠す者。日本には「裸の付き合い」という言葉があるほどで、ここでの様々なコミュニケーションが営内班や区隊の団結を強めていたと思います。それは部隊に行ってもそうでしょうし、陸曹を目指す者ならば避けては通れない「陸曹教育隊」でも同じはずです。

 

*某駐屯地にて陸曹教育隊を通年間近で見ていた私からは、陸曹教育隊では湯船に浸かる時間すらない、ということだけここではお伝えしておきます。

 

一般隊員は風呂が嫌い?

 

 欧米では日常的に湯船にゆっくりと浸かる慣習はありませんし、何より他人の前で全裸になるということに大きな抵抗があるでしょう。かくいう私も部隊での生活に慣れ始めると、生活隊舎にあるシャワーで済ませるようになりました。理由は幾つかあり、その最たるものは「湯船のお湯が汚い」ということです。上述した通り、駐屯地の浴場は日中泥だらけになって訓練をする新隊員を始め、数百人近い隊員が使用します。もちろん湯船に浸かる前は体を洗うのですが、やはりこれだけの人数がいると湯船のお湯が汚くならないわけがありません。さらに脱衣所の床も濡れていたり、どこから抜け落ちたか分からない体毛が散乱していたり、目を覆いたくなる光景が広がっています。私も幾度か経験した「浴場当番」という係が毎日浴場を清掃するのですが、一度この係を経験した隊員はやはり駐屯地の浴場を使用したがらないと思います。

 

自己内省の場としての風呂

 

 しかし冬場になるとどうしても体の芯から温まりたくなるもので、私も再び駐屯地の浴場を利用するようになりました。そこでは仲の良い隊員同士で浴場に行き、風呂上りにジュースやアイスを楽しむ、といったどこか懐かしい姿を目にしました。このような光景を「微笑ましい」と見るか、「仕事が終わってもプライベートが無い」と見るか。

 

あなたはどちらでしょうか?

 

 駐屯地の浴場に行くようになって気づいたことがあります。それは浴場が閉まりかかる時間を見計らい、あえて一人の時間を浴場で過ごす隊員が少なからずいたことです。ある日、同じ部隊に所属していた同期(当時20歳)が大浴場で一人、湯船に浸かりながら思い耽っている姿を目にしました。中隊であまり目立つ方ではない彼は、小隊では「自分は首から下の人間」と体力しか取り柄がないことを自嘲していました。事実、彼は訓練の時には同期の中で一番「使える」と評され、先輩から可愛がられるタイプでもありました。私と彼は区隊は違うものの前期教育を共にした仲であり、後期教育ではベッドバディを組んだ間柄でした。

 

 そんな彼があの時何を考えていたかはわかりません。私に度々相談していた「自衛隊を続けるか否か」という事だったのかも知れません。仕事とプライベートがほとんど同一である自衛隊という環境にあって、「一人の時間」というのは本当に貴重です。自分から意図的に作り出さなければ存在しない、と言い切っても良いかもしれません。裏を返せばそれだけ人と人との関わり合いが多い、かつ濃密であり、コミュニケーション能力が求められるという事でもあります。自衛隊は肉体労働と思っている方が多いと思いますが、これは事実の一部でしかありません。私が1任期=2年間の自衛隊生活で思ったことは、自衛隊感情労働である、ということです。詳しくはまた別の機会に書きたいと思います。

 

 私も彼に見倣い、人数の少ない駐屯地の浴場を自己内省の場として利用し始めました。今日はどんな1日であったか。自分は将来何がしたいのか。欧米社会では教会での懺悔が自己内省の場として知られていますが、日本には湯船に浸かる、という素晴らしい日常文化があります。そしてこれは心身の疲れを癒すというだけでなく、今日1日を振り返り、明日をどう生きるかという自己内省の場にもなると思うのです。

 

 私は自衛隊に入る前、会社員として都内で一人暮らしをしていました。間取り1Kの安アパートには湯船もしっかりと付いていたのですが、結局使用したことは一度もありませんでした。一人暮らしだと湯船に張るお湯がもったいないということもありますが、何より当時の私には湯船に浸かる程の精神的なゆとりがなかった、というのが正直なところです。しかし自衛隊での生活を経て、三十路が遠目に見える歳になり、最近は温泉旅館やスーパー銭湯で休日をゆっくり過ごすことの良さが分かるようになってきました。欧米人が夏になるとビーチに行き、かといって何をするわけでもなく、ただただゆっくり過ごすことに私たち日本人は疑問を抱きがちですが、日本でもスーパー銭湯に行けば同じような光景を見ることが出来ます。(ビーチと屋内、長期と1日限りという違いはありますが)

 

 余暇をどう過ごすかは私が常々考えていることですが、連続した休暇を取りづらい日本では、湯船に浸かることは数少ない欧米的な余暇の過ごし方*ではないかと思っています。一日中だらーっとし、生産的なことは何もしていないように見えて、実は思考の整理や今後の人生について考えている。そんなある意味「贅沢な」時間の過ごし方があっても良いのかもしれません。

 

*休暇を過ごす滞在先で何を楽しみにしているのか、との調査にバカンス好きのフランス人は「何もしない」「読書」と回答したそうです。

 

 

最近湯船に浸かっていない方、たまには近所の銭湯にでも行ってゆっくりしてみるのはいかがでしょうか?(のぼせ・湯あたりにはご注意ください。)

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。

防水処置

今日のテーマはもしかしたら私が自衛隊生活で学んだ最も大切なことの1つかもしれません。

 

そしてその「学び」を疎かにしてしまったが為に、私は自衛隊を退職してからわずか2週間後に、約10万円の損失をしてしまいました。

 

現職の方もそうでない方も、どうか私のようにはならないでください。

 

 

陸上自衛隊の特性

陸上自衛隊を象徴する言葉は数多くありますが、その中でも今日のテーマに関するものとして、以下の2つを紹介したいと思います。

 

陸上自衛隊は人に金をかける

陸上自衛隊は全天候型である

 

 

海上及び航空自衛隊は装備に多額のお金をかけていて、その装備の優劣がそのまま戦力に直結します。一方の陸上自衛隊は、もちろん戦車や大砲といったものにお金をかけますが、何よりも「人」にお金をかけるのだと教えられました。防衛省・自衛隊のHPにもある通り、陸上自衛隊の人員は、海上・航空自衛隊に比べ3倍以上であり、駐屯地も全国津々浦々に所在しています。地震大国・日本ではいつどこで自然災害が起こってもおかしくはありません。その時のために、そして有事の際の最後の砦として陸上自衛隊は存在するのだと、私は教えられました。

 

入隊してすぐの前期教育では、陸上自衛官として最低限必要なことを学びました。そして部隊に配属されてからは演習場での訓練を経験する中で、準備こそが全てであるということを痛感させられました。

 

平時において、陸上自衛隊の主な仕事はもちろん訓練です。訓練にも色々と種類があるのですが、演習場にて行う訓練では駐屯地を出発する前に服装、武器、個人装備、一般状況(今回はどういうシミュレーションで訓練をするか、ということ)、命令の内容等を確認します。演習場に着いて、「状況開始」になってからは、売店や自販機は使えません。あくまで戦争中なのですから…。

 

そしてよっぽどのことがない限り、訓練は「状況終了」まで続きます。訓練期間中の天気予報は入念にチェックしますが、得てして演習場の天気は変わりやすいので、どんな天候状態になっても良いように準備するのが一流の陸上自衛官です。それは熱中症対策や防寒対策であり、以下に紹介する防水処置なのです。

 

 

防水処置とは

いわゆる防水対策のことです。こういった自衛隊独特の言葉が数多くあるので、どこかで一度まとめてみたいと思います。

 

陸上自衛隊の防水処置はあらゆるものに適用されますが、陸上自衛官が共通して行うものとしては以下のものが一般的かと思います。

 

トイレットペーパー

メモ帳(防水のメモ帳も自衛隊の売店に売っている)

着替え

食糧・食器(野外炊事する時)

スマホ(訓練中の使用はもちろんNGです)

 

多くの陸上自衛官が使うのが、主に食品を保存するジップロック®でして、訓練前になると駐屯地の売店や近所のスーパーではこの商品が飛ぶように売れます。他社の類似品でも良いのですが、袋の丈夫さと開け閉めのしやすさから、やはりジップロック®、それもフリーザーパックが良いでしょう。もしこれに入りきらないものであれば、45Lの透明なポリ袋を使うのが一般的です。

 

 

ジップロック®最強説

冒頭で約10万円の損失をした、と書きましたが、勘の良い方ならお分かりの通りiPhoneを水没させてしまいました。4月下旬に韓国を後にし、台湾旅行最終日に九份という人気の観光地に行った時のことです。この九份という場所が台湾北部の山あいに位置し、天気が変わりやすいことは承知していました。しかしたとえ雨が降ったとしても、マウンテンパーカーの胸ポケットに放り込んでおけば問題ない、とGORE-TEX®の防水機能を過信していました。リュックの中には日本から持ってきたジップロック®が数十枚も入っているにも関わらず…。

 

GORE-TEX®を貶めるわけではありませんが、どうやらこの素材は雨は通さないようなのですが、透湿性はあるみたいです。つまり私の場合雨による水没ではなく、九份を歩き回り、突然の雨にあたふたした私から発せられた蒸気(湿り気)にやられたということです。

 

iPhoneのほぼ唯一にして最大の弱点である水没。日本ではスマホユーザーの70%近くがiPhoneを使用しているようですが、必ず小さいジップロック®を携帯するよう、私は伝えたいです。折りたためば財布や定期入れにもたやすく入るでしょうし、旭化成オームプロダクツ社及び製造元のSC Johnson社には是非、iPhone専用ジップロック®の開発を検討していただきたいです。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。

自衛隊は何を守っているのか

久しぶりの更新になります。

 

私事ですが4月下旬に韓国、台湾、フィリピンを旅行しました。主に王道観光地を見て回ったのですが、韓国の戦争記念館、台湾の中正紀念堂、フィリピンのリサール公園で各国の現役兵士を目の当たりにし、ふと「自衛隊は何を守っているのだろうか」と疑問に思ったのがこの記事を書こうと思ったきっかけです。

 

私は「軍隊はその国の最も大切な人、ものを守っている」という認識でいますが、上記の問いに対して「我が国の平和と独立」という完璧な答えを出せる人は防衛省関係者だけでしょう。日本は今日現在、戦争や軍事的緊張下にはありませんが、幾度となく日本を襲った自然災害での自衛隊の救助活動を目にする度に、「自衛隊は日本を守っている」と考える人は多いでしょう。また、皇族や内閣総理大臣が海外へ渡航する場合、日本国政府専用機が使用されます。これは防衛省航空自衛隊が管轄しているので、やはり「大切な人」を守っていることに違いはないでしょう。

 

しかし実際に天皇陛下(皇居)を警護しているのは、皇宮警察本部(皇宮警護官)という警察庁の管轄組織で、防衛省自衛隊とは関係ないようです。私は彼らを実際に見たことはありませんが、YouTubeに動画がありましたので、興味がある方は見てみてください。

 

Changing of the Guard, Cambio de Guardia, Tokyo, Japan 皇居 衛兵交代式, 衛兵交接 - YouTube

 

ちなみに今回訪問した3カ国は全て共和制国家なので、特定の一族を守るということはありません。欧州の王制国家ではどこの組織が彼らを守っているのか、今後調べてみたいと思います。

 

 

徴兵という義務

韓国は日本人にとって最も親しみのある国の1つではないでしょうか。似たような顔立ちに加え、生活習慣や食文化、音楽シーンも日本と限りなく近いと言えるでしょう。私は今回初めて韓国を訪問しましたが、「ソウルは東京と同じ感じだろうなぁ」というのが到着前の率直な感想です。実際にソウル市内は公共交通機関もよく発達しており、物価といい街並みといい本当に東京そっくりだと思いました。街中で迷彩服姿の兵士をみるまでは…。

 

韓国は多くの方が知っているように現在も徴兵制を敷いています。もちろん私も知っていましたが、まさか駅構内や電車の中、弘大(ホンデ)という日本でいう渋谷・原宿のような場所にまで迷彩服を着た現役兵士を目にするとは思いませんでした。彼らは迷彩服姿のまま飲食店で仲間と過ごしたり、彼女と思われる女性とデートをしたりしていました。はじめは久しぶりに見る迷彩服にある種の興奮を覚えつつも、「これが韓国か」と深く考えさせられたのも事実です。

 

たまたま韓国という、日本の隣の国に男性として生まれただけで、約2年という人生の貴重な時間を軍隊で過ごさなければならない彼らの宿命。ソウルにある戦争記念館を訪れた際、ガイドの人がこう説明していたのが印象的です。

 

「徴兵を終えないと大企業や公務員の試験を受けられない」

「なるべく早く徴兵を終えたいが、軍の受け入れ人数の制限がある為に入隊浪人をする人もいる」

 

日本人にはにわかには信じられない話ですが、この時これが韓国の現実なのだと悟りました。日本以上の超学歴&格差社会を前に、韓国の男性は徴兵という試練をも超えなければならないのです。

 

韓国の徴兵制については下記サイトが詳しいです。

徴兵制~韓国の軍隊制度 | 韓国の軍隊 | 韓国文化と生活|韓国旅行「コネスト」

 

 

続いて台湾はどうでしょうか。

 

台湾(正式名称:中華民国)は、日本の南西に位置する島国で、1949年に中国国民党の蒋介石が実効支配を開始してから現在の統治体制が続いています。第2次世界大戦後の中国国共内戦の末に中華人民共和国と分離してできた国であるため、現在でも台湾を正式な国家として承認している国は22カ国に過ぎません。(日本は国家承認をしていないが、国家と同等の扱いをしている)

 

台湾は徴兵制を敷いていましたが、近年はその見直しが進んでいるようです。下記サイトによると現在男性は1年間の兵役が義務付けられていますが、今後は4ヶ月の奉仕活動をもって兵役に替えることができるようです。

 

「台湾、徴兵制度廃止へ秒読み」2015.03.17 ( アジア情勢 ) - まこも日誌☆見出しで読み解く台湾 - Yahoo!ブログ

 

 

韓国、台湾、フィリピンが守りたいもの

韓国では毎週金曜日に戦争記念館で行われる国軍儀仗パレードに参加する姿を、台湾とフィリピンでは施設の警護にあたっている兵士の姿を目にしました。彼らは軍人特有の精悍な顔つきをしており、まさに国を守っているという感じがしました。

 

北緯38度線の北朝鮮との国境沿いにはとてつもなく大きな韓国の国旗が掲げられており(北朝鮮側も同様)、その最前線である板門店を警備する国連軍(計600名のうち500名は韓国人との情報)には容姿端麗、語学堪能なエリート韓国軍兵士が派遣されると聞きました。彼らの中には帰国子女も多く含まれており、北朝鮮との差を見せつけているのだいいます。

 

戦争記念館には古代朝鮮からの戦争の歴史が展示されていました。どの時代も興味深かったのですが、ある時代がぽっかりと抜けていることに気づきました。日本統治時代の1910年から1945年です。それ以後は朝鮮戦争の記録や近年の国連軍への参加などであり、日本人としては何とも複雑な気持ちになりました。

 

台湾の中正紀念堂には蒋介石の巨大な銅像があり、その前に二人の兵士が立っていました。色々と意見はあると思いますが、蒋介石が現在の台湾の礎を築いたことは間違いないでしょうし、軍隊が守るだけの価値があるというメッセージを私は感じました。中国との関係が今後どうなるのかはわかりません。しかし台湾政府が何を大切にしているのかは、もしかしたらこの辺りから見えてくるのかもしれません。

 

フィリピンではマニラにあるリサール公園を訪れました。この公園の名前にもなっているホセ・リサールという人物はフィリピンの国民的英雄として有名で、彼の実績はWikipediaをご覧いただければお分かりになると思います。ここマニラの銅像だけでなく、彼の留学などで所縁のある地には、現在記念碑が建てられているそうです。(日本は東京都日比谷公園

 

そのリサール公園の東側には、これまたフィリピンの英雄ラプ=ラプの巨大な銅像があります。16世紀にスペインのマゼランがセブ島に到着した際、ラプ=ラプはキリスト教への改宗を拒否し(彼はイスラム教徒だった)、のちにマクタン島の戦いでマゼラン軍を打ち破りました。世界史を1年しか勉強しなかった私は、この2人については全く知りませんでした。しかしこの地を訪れた私は、この2つの銅像が一直線に立ち並び、フィリピン軍兵士に守られているリサール像とその奥に立つラプ=ラプ像がマニラ湾を睨み付けていることに気付きました。フィリピンについて私は詳しくはありませんが、この2つの銅像を調べるだけで、この国の歴史をざっくりとですが知ることができました。

 

 

 

自衛隊が守りたいものとは

ここまで滞在記のような形で記してきましたが、この3カ国に共通して言えることが1つだけあります。それは街中で見る国旗の多さです。たまたま私が国立の施設や博物館を訪れた回数が多かったからかもしれませんが、ちょっと大きめのオフィスビルの前には必ず国旗が掲げられていましたし、繁華街でも自然な形で国旗が飾られていました。フィリピンでは大統領選の真っ只中ということもあり、街の至る所で国旗を目にしました。もしこれが日本であったら、と想像すると、ちょっと怖いかもしれません。なぜなら日本では選挙であっても国旗を掲げるような候補者は見たことがありませんし、街中で日の丸を見ることもほぼありませんから。むしろ日の丸=右翼、ナショナリストと結びつけられるのが最近の潮流なのかもしれません。

 

 

自衛隊は何を守っているのか。

 

この問いを考えるにあたり、三島由紀夫の檄文に興味深い文言を見つけたので紹介します。

 

国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である

 

 

自衛隊が軍隊なのかそうでないのかの議論はさておき、自衛隊が武力集団であることは間違いないので、ここでは「自衛隊が国体を守る」と解釈します。しかし三島はこうも述べています。

 

法理論的には、自衛隊違憲であることは明白

 

集団的自衛権の行使が合憲か違憲かで揉めていますが、三島は「この時」が来るのを予見したかのように、46年前に檄文を記し、あのような行動に出たのかもしれません。

 

 

自衛隊は何を守っているのか。

 

 

この問いについては、もう少し日本のことを知る必要がありそうです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。

徴兵制について

最近、自衛隊のある募集チラシに対して、「経済的徴兵だ!」と声を上げている人がいます。このことをタイトルにした書籍も出版されているくらいですから、もしかしたら皆さんも聞いたことがあるかもしれません。現在、日本は徴兵制を敷いていませんが、今後も絶対ないとは言い切れません。国際情勢は常に変化するものですし、日本のように資源がない小さな島国は、大国の力関係に影響を受けざるを得ないからです。

 

今日は各国の徴兵制度を紹介しつつ、日本における徴兵制について考えてみたいと思います。

 

今なお徴兵制が行なわれている国々

2つの世界大戦、朝鮮戦争ベトナム戦争中東戦争、そして冷戦。20世紀はまさに戦争の世紀と言えるでしょう。21世紀に入ると冷戦のほとぼりも冷め、フランスやドイツなど多くの国で徴兵制が廃止されました。では今なお徴兵制が敷かれている国はどこでしょうか?

 

代表的なところだと、日本のお隣朝鮮半島韓国北朝鮮はまだ「休戦中」の状態であり、北緯38度の軍事境界線では南北のにらみ合いが続いています。韓流スターが韓国軍に入隊する時には日本でも報道されたりするので、割と有名だと思います。あとはヨーロッパだとスイス、オーストリアノルウェーフィンランドウクライナ。この国々はヨーロッパの中央から北部に位置し、歴史的にドイツやロシアなどの国からの侵略を受けています。そのロシア中国といった大国、さらには台湾もと、日本の周辺国にはやたらと徴兵制実施国が多いようです。

 

ザックリまとめると、今まさに緊張状態にある国過去に侵略されたことのある小国で、現在も徴兵制が残っているようです。

 

 

徴兵制の意義

徴兵制に対しては様々な意見があります。先ほど紹介したスイスでは、外敵からの侵略可能性の低下と兵器の近代化を根拠に、徴兵制の廃止を問う国民投票が2回行われましたが2回とも否決されています。徴兵制支持を主張する意見を見ると、経済的効果や軍事的効率性を求める志願制(=職業軍人化)にすると、スイスのNATO加入(=永世中立国の破棄)につながるという政治的なものもが目を引きます。今は他国の脅威はなくとも、何かあった時には国民皆兵を敷き、国を守り抜くという考えが広く受け入れられているのでしょう。

参考:2013年、スイス国民はなぜ徴兵制の存続を決めたのか?: 極東ブログ

 

 

シンガポールの場合はどうでしょうか。マレー半島の最南端に位置し、国土面積は東京23区ほどしかないこの小さな都市国家も実は徴兵制を敷いています。近年、圧倒的な経済成長を見せていて、一見他国からの軍事的脅威からは無縁と思われがちですが、なにぶん小さな国ですので、常に他国からの侵略には備えているようです。シンガポール徴兵制について調べるうちに、興味深い意見を見つけましたのでリンクを貼っておきます。

参考:絶頂期にあって苦悩するシンガポール 30年でGDP13倍!しかし国民の結束意識が懸念 ts

 

国家を形成する「個人」を、軍隊で鍛えようとしているのですね。記事の中にもある通り、富裕層の子息から貧困層出身者まで、軍隊では様々な階層の男子が共同生活と訓練を行います。自らを鍛え、視野を広げるという点では、シンガポール徴兵制国防以外の面でも大いに効果を発揮しているのではないでしょうか。

 

 

日本における徴兵制 

 

ここまで海外の例を紹介してきましたが、いよいよ日本について考えてみます。まずはその前提となる日本の安全保障環境。これは防衛白書にも明記されている通り、日米安全保障条約を基軸としていて、沖縄県を中心に国内にいくつもの米軍基地が存在しています。また、日本国憲法では軍隊の不保持を謳っていますが、日本には陸・海・空それぞれに自衛隊が存在します。海外メディアで自衛隊が紹介される時にはJapan Armyと言った記述が一般ですので、諸外国からは軍隊という認識なのでしょう。また、日本が戦争に巻き込まれないための「抑止力」という観点では、世界最大の軍事力を誇る米軍基地が日本にいくつも存在し、「アメリカの核の傘」の下にあることを理解する必要があります。

 

それらを踏まえて、日本に今、徴兵制が必要かと問われたらそれはノーということになるでしょう。

 

日本に対しては中国漁船によるによる挑発的行為もありますが、艦隊や戦闘機による直接的なものではありません。YouTubeへの動画投稿が話題となったように漁船に扮してのものが多く、防衛省自衛隊でもこれらグレーゾン事態への対処には法整備をしています。そして何より世界第2位と第3位の国が全面的に戦争をするとなると、その経済的損失は計り知れません。そうならないためにも、経済や外交(観光含む)などによって両国の関係を構築し、ソフトパワーによっても抑止力を高めていかなければならないのです。

 

 

明治の開国以降、もっとさかのぼれば元の襲来(元寇)以来、日本は他国から侵略されたことはありませんし、現在直接の軍事的な脅威に晒されているわけではありません。しかしアメリカでの次期大統領候補の予備選挙を見ると、共和党候補のドナルド・トランプ氏が「在日米軍の撤退もありうる」という発言をしています。

 

 

全面撤退となると、その空いた軍事力を日本一国で賄うのか、それとも新たな同盟関係を築くのか、何かしらの安全保障政策のへ改革が行われるはずです。冒頭で書いた通り、国際情勢は常に変化するものであり、国家崩壊やなど、何が起こってもおかしくはありません。憲法もそうですが、一度ゼロベースであらゆることをシミュレーションしてみることが必要だと思うのです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。

高卒で可処分所得15万円/月

うわっ・・・自衛官の月収、

低すぎ・・・?

 

そう思った方、タイトルをよく見てください。

月収ではなく、「可処分」所得です。

 

つまり額面から源泉徴収される所得税や年金、保険などを差し引いた、個人が自由に使えるお金の事です。

 

ご存知の方もいるかと思いますが、自衛隊は食費(勤務日)、居住費、水道・ガス代がかかりません(電気代はかかる!)。一般の企業や公務員でも実家暮らしならばこれと同様かもしれませんが、一人暮らしと比較するとその高待遇っぷりを理解できると思います。

 

私の場合ですと、都内に住んでいた頃は居住費7万円/月(間取り1K )、食費は2万くらいで、水道・ガス代は5千円かかっていました。手取り21万円の半分近くは勝手に消えていく感覚です。

 

 

そのお金はどこに消えてしまうのか?

教育期間が終わり部隊に配置されると、ほぼ確実に先輩と同部屋になります。確かに怖い先輩もいますが、教官ほどではありません。それに先輩・後輩の関係とはいえ「同居人」ですので、先輩としても出来れば良い関係を築きたいはずです。そんな時に役立つのが、過去記事で紹介した「お酒」です。

motoji-career.hatenablog.com

 

昔ほどではないにしろ、民間でも飲みニケーションはいまだ健在のようですし、自衛隊も例外ではありません。寝食をともにし、杯を酌み交わすことで、強固な信頼関係が結ばれるのでしょう。

 

ただ、血気盛んな自衛官が男だらけの飲み会で満足できるはずがありません。不思議なことに駐屯地の近くには必ず歓楽街がありますので、朝までハシゴなんて事もしばしばです。自衛隊の地域経済と雇用創出への貢献度は本当に計り知れません(笑)。

 

 

そしてオシャレにも気を使います。平日は迷彩服とジャージくらいしか着ないため、休日だけがファッションを楽しむ唯一の機会でもあるのです。漫画ライジングサンでも描かれていましたが、教育期間中の坊主頭を隠すために、多くの新隊員は帽子を購入します。私も自衛隊に入る時に約10年ぶりに頭を丸めましたが、「髪型もファッションの一部である」ということに改めて気付かされました。当然、部隊でも「品位のある髪型」でなければならないので、衣服や装飾品によって理想のファッションとの乖離を埋める必要があるのです。

 

 

このブログを書いている2016年4月10日現在、バドミントンの桃田選手らによる違法カジノ店での賭博問題がメディアで取り沙汰されています。アスリートは勝負事が好き、というのはこの一件に限らず多くの方も感じていることだと思います。そして残念ながら、準アスリートのような自衛官も、余暇をパチンコやスマホゲーム(有料課金)に費やしている人が多いのが実感です。これらを否定する気はありませんが、費やしたもの(お金と時間)に対して、あまりにもリターンが少ないように思えます。本人が満足しているならば良いのですが、暇つぶしにやっている程度ならば他の趣味に目を向けてみることを強くお勧めします。

 

 

 ちなみにですが、私の同期であった今の20歳前後(ポストゆとり・さとり世代)は割と贅沢志向が強いと感じました。それは先ほどの桃田選手しかり、彼らが熱狂する三代目J Soul Brothersリムジンを貸切で使ってみたりと、今までの「大人しい若者像」の範疇を超えた嗜好であるように思えたからです。マーケティング評論家の原田曜平氏も指摘しているように、彼らの親世代は20歳前後でバブルを経験してますので、その辺も影響を与えているものと思われます。

 

 

コツコツ自分に投資すべき!

先ほどは若年自衛官の豪遊っぷりを書きましたが、実際にはほとんどの人が定額積み立てをやっています。しっかりした教育隊では、入隊してすぐに始めるよう指導があるみたいです。金額は人それぞれですが、将来の結婚資金やマイホームの頭金など、まとまったお金が必要な時は必ず来ます。その時に、「やってて良かったぁ」と思えるこの仕組みは自衛官にピッタリだと思いました。

 

 また、お金の使い方という点では、ある営内陸曹の人は一眼レフカメラを趣味としていて、1台20万円以上するフルサイズ機を所有していました。他にも高級ロードバイクやオーディオ機器、トレーニング器機など、個人の趣味にお金をかける人も少数ながらいました。そのような人は、私の先入観もあるかもしれませんが、とても魅力的に映りました。多くが刹那的な快楽を求める中、コツコツとお金を貯め、本当に自分が欲しいものを買うという当たり前。モノでなくても構いません。陸士のうちにコツコツとお金を貯め、医学部へ進学したという話を聞いたことがあります。これは極端な例かもしれませんが、可能なのです。

 

可処分所得15万円/月は、一人暮らしのサラリーマンだと手取り25万くらいに相当するはずです。なぜ自分はそれだけの金額をもらえているのか。そのことを少しでも考えてもらいたいのです。

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。  

古参陸士とは

「古参」という言葉、最近はあまり聞きませんね。

某掲示板くらいでしょうか?

 

新隊員の頃、同期の一人が教官に「お前、古参陸士みたいだな(笑)」と言われているのを耳にしました。新隊員と言っても上は27歳までいます。大卒や社会人を経て入隊した、いわゆる「年食い」がそうなのですが、どうしても顔や振る舞い、私服などから年齢が出てしまいます。ちなみに27歳といえば高卒で入隊した人ならば自衛隊歴8年。陸曹候補生試験に合格し、3等陸曹になっている年齢です。

 

 

士の種類

通常、自衛隊に入るには一般曹候補生もしくは自衛官候補生として採用される必要があります(幹部除く)。前者は星(バッチ)付きとも呼ばれ、陸自であれば最初の階級は2等陸士です。基本的には曹になることを前提に採用された人ですが、必ず曹になれるという保証はなく、試験に受からなければなりません。また、自衛官候補生は任期制隊員とも呼ばれ、陸自であれば2年を1任期として採用されます(2等陸士への昇任は約3ヶ月の自衛官候補生過程修了後)。2年毎に任期を継続するかどうか選択でき、任期満了時には退職してもしなくても任期満了金を手にすることができます。

 

具体的には何年目から古参?

任期制隊員の場合、大抵2任期=4年の内に曹を目指すか就職するかを決めるようです。これは民間企業に就職する場合、年齢もある程度考慮されるからだと思います。自衛隊出身というブランドをさらに魅力的なものにするには、やはり若さをアピールする必要があるでしょう。高卒入隊ならばまだ22歳なので、いくらでも就職口はあると思います。大卒だと26歳なのでバリバリの体力仕事をまた一からやるのは結構大変かもしれません(私は無理です笑)。

 

陸自の場合、任期制では3任期目(5年目)に入ったあたりで古参陸士の称号が与えられるのではないでしょうか?入隊時の年齢や日頃の態度、営内での振る舞いなどにもよると思いますが、5年目であれば自動車免許も取得済みで訓練検閲も経験していると思うので、陸曹からの信頼も厚いはずです。


 

 古参陸士も悪くない!

先ほど4年のうちに〜と書きましたが、実際には4年以内に試験に合格する人は少ないと思います。しかしながら、4年目の夏には2期下の後輩(星付きだけ)も試験を受けるので、だんだんとプレッシャーが掛かってくるでしょう。後輩が増えるにつれて、陸士といえども作業を任されたり、指示を出す機会も出てきます。

 

陸自では曹候補生試験に合格すると、陸曹教育隊というところで約3ヶ月の厳しい訓練が行われます。ここに入る前、体力面はもちろん、自衛隊に関する知識や訓練中の行動、あると便利な物や教官に対しての振る舞い方など、ありとあらゆる「対策」が重要になってきます。事前に部隊の先輩陸曹などからアドバイスをもらうことになるのですが、やはり一番は自分自身の「経験」です。

 

自衛隊では階級より飯を食った数の方が大切だ!」なんていう人もいますが、あながち間違いではないと思います。陸士時代が長いということは、陸士のうちに経験できることを全て経験した、ということです。迷路で言えば正解以外のルートを全部塗りつぶした様なものです。後輩からのどんな質問にも答えることができるでしょう。古参陸士は時にいじられたりもしますが、早々と試験に受かった若手陸曹よりも経験豊富な彼らの方が頼りになることもあるのです。

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。 

自衛隊と酒

みなさんお酒は飲みますか?

 

自衛官はたくさんお酒を飲みますよ〜(笑)

 

 

とにかく飲む!

自衛官はもともと学生時代に運動部で活躍していた人が多いので、宴会の雰囲気はかなり体育会系です。実際は部隊によりけりだと思いますが、若い隊員は余興・一発芸を求められることも多いと思います。また、男性ばかりの職場ですので、必然的に会話の内容も下ネタになりがちです。民間では絶対ありえないなぁと内心思っていましたが、女性自衛官もこの辺りは寛容な印象を受けました。ただその一方で、女性を特定の場所に指定する(例えばお偉いさんの隣)などはセクハラとみなされるため、そのようなことは全くありませんでした。

 

ちなみにどんな時に宴会が行われるかというと、異動や新隊員の部隊配置といった定期的なものはもちろん、演習場での訓練や他駐屯地への支援など、泊りがけでどこかに出向いた時が多いです。そして宴会の単位は中隊(企業でいう部)、小隊(同じく課)がほとんどで、普通の宴会は街中の居酒屋で行われます。

 

 

演習場での宴会は、、、

下っ端隊員として大変なのは、演習場での宴会です。居酒屋と違って、定員さんがいませんから(笑)

 

場所のセッティングから食材の準備、宴会中は料理を提供しつつ盛り上げ役にもならないといけませんので、下っ端にとってはまさに目の回る忙しさです。最初は初めてなので色々と圧倒されますが、慣れてくれば開放的な雰囲気でリーズナブルにお酒を楽しめます。ただ、周囲に自衛官しかいない環境ですので、宴会の「激しさ」が増すことだけには注意が必要です(笑)

 

 

うまい酒を飲む為に、訓練はある??

みなさんは何歳ごろからお酒が美味しいと感じましたか?

 

私は20歳になってからビールを飲み始めましたが、心の底から「うまい!」と思うようになったのは、会社で働き始めてからです。発達が一番遅い味覚が苦味だからなのか、それとも仕事を通して社会の苦労を知ったからなのかは定かではありません。おそらくその両方でしょう。私の個人的な感想ですが、会社員時代よりも自衛隊時代の方が酒はうまかったと思います。

 

なぜかと考えたら、自衛隊の職務は組織(小さなチーム)で行い、しかも演習場での訓練は数日から1週間程度を同じ天幕(テントのこと)で過ごす為、お互いの距離が近いからだ、という結論に至りました。確かに会社でもチームで仕事をしますが、自衛隊ほどコミュニケーションを密にし、共同で作業をする職種もないと思います(私の経験上)。それに天幕という密室に長時間いれば、お互いの仲間意識が強くなってくるものです。

 

自衛隊の訓練はとても厳しいものでした。会社員時代も結構忙しい方だったと自負していますが、体力的にはやはり比べ物になりません。それでもやってこれたのは「状況終了」を聞いた時の達成感と、その後に待つうまい酒を味わいたかったからなのかもしれません。

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

*当ブログでもし自衛隊の秘密事項に関する記述がありましたらご連絡ください。早急に削除いたします。